2015.6.30
ママさん必見!産後ダイエットと骨盤の関係とは?
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産後ダイエットは「骨盤」を中心に行うのが最適!
妊娠・出産によって太ってしまった体を元に戻す「産後ダイエット」は、多くのママが気になっている存在です。
今回は産後ダイエットにおすすめの「骨盤へのアプローチ」が適している理由と方法をご紹介します。
授乳中のママにとって食事制限ダイエットはNGです!
毎日授乳をしているママさんは、「赤ちゃんに良質な栄養を与えること」が大事なお仕事となりますので、ストイックな食事制限ダイエットは適しません。
乳児期にママから得られる栄養が少ない子供は、「栄養不足」によって脳の発育がスムーズに進まなくなってしまいますので、注意が必要です。
特にDHAという成分は、赤ちゃんの心や知性の発達に欠かせない存在となっていますので、授乳中のママは「青魚を中心としたバランスの良い食生活をすべき」と言えるでしょう。
出産を終えて早く痩せたい気持ちもわかりますが、自分が授乳中という大事な役割を担っていることを忘れないでください。
産後ダイエットによって「産後うつ」になる人もいます!
毎日赤ちゃんに母乳を与えるママは、栄養不足が起こりやすい状態です。
そんな時期にストイックな食事制限ダイエットを行えば、更なる栄養不足が起こるのも明らかと言えるでしょう。
授乳や産後ダイエットによって栄養成分DHAが失われたママの多くは、産後うつが起こる傾向が高いとされていますので、「健康な心身で子育てをするため」にも、きちんとした栄養補給が必要な時期と捉えてください。
さて本題!どうして「骨盤」が産後ダイエットに関係するの?
出産時のお母さんは、脳から分泌される「リラキシン」というホルモンによって骨盤周辺の筋肉や靭帯が緩められ、頭の大きさが10cmもある赤ちゃんが通りやすい状態となります。
その結果としてこれまでキュッと引き締まっていた骨盤が広がり、赤ちゃんがスムーズに出てくるという仕組みとなるのです。
出産によって開いた骨盤は徐々に戻っていくのが一般的ですが、産後は骨盤の緩みが酷くなっているため、セルフケアによって「良い形で骨盤を戻す努力」が必要になるとされています。
ママの中には「出産前から骨盤が緩んでいる人」もいますので、産後のダイエットを兼ねて骨盤矯正していくことは、元気な女性であり続けるためにも必要不可欠な取り組みと言えるでしょう
産後の骨盤を放置するとどうなるの?
出産によって開いた骨盤を放置すると、下記のような症状が出やすくなるとされています。
・妊娠前に愛用していたズボンが入らない
・ウエストのくびれが戻らない
・お尻が大きくなった
・お尻が下垂してきた
・骨盤横の骨が出っ張っている
産後しばらく経ってもこれらの症状に悩まされている人は、「骨盤の開きや歪み」を疑って、早めに骨盤ケアをした方が良いと言えるでしょう。
分娩直後から骨盤ケアをスタート!
骨盤のケアは、分娩直後からスタート可能です。
分娩が終わったら、仰向けで寝た状態で膝を曲げて、クッションや枕をお尻の下に入れてお尻を持ち上げ、「身体の水平」を保ちます。
この姿勢をキープしていると、妊娠によって下がってしまった子宮や腸、膀胱などが元の位置に戻ってきますので、骨盤ベルトなどを使っても「内臓が圧迫されない状態」を作ることができるのです。
分娩直後は基本的に安静が必要となりますので、内臓を元の位置に戻すことから「骨盤ケアの準備」を行う時期と言えるでしょう。
産後体型に合った骨盤矯正ベルトを選んで!
出産から1週間ぐらい経ったら、骨盤矯正ベルトの使用を始めてください。
骨盤ベルトにはさまざまな種類がありますので、「妊娠中や産後で開いた骨盤に適したもの」を選ぶことが理想となります。
骨盤ベルトの中には、「ダイエットや運動目的の商品」や「ぎっくり腰専用商品」もありますので、きちんと用途を確認した上で購入することが「産後の痩身に繋がる骨盤矯正」と言えそうです。
妊娠出産による骨盤の開きを治す使い方は?
産後の骨盤の開きを改善する際には、太ももの付け根にある「大転子」と「恥骨」の結合部分に、骨盤矯正ベルトを当てるようにしてください。
骨盤矯正ベルトの使い方は目的によって大きくことなりますので、「妊娠出産用の方法」をチェックすることが、産後ダイエットに繋がっていきます。
また骨盤矯正ベルトの使用期間は「産後1週間~2ヵ月まで」となりますので、短期集中決戦だと思って毎日使うようにしてください。
骨盤矯正ベルトが終わったら「お尻歩き」でエクササイズ!
骨盤矯正ベルトを使う産後2ヵ月を過ぎたら、床の上で行う「お尻歩き」のエクササイズを始めてみてください。
お尻歩きを行っている女性はインナーマッスルが鍛えられていくため、本格的な産後ダイエットに欠かせない存在として、モデルの道端カレンさんなども実践するようになりました。
方法は非常に簡単で、「両足を前に伸ばして座り、腰を左右に動かしながら後ろに進むだけ」です。
産後6ヵ月までが重要です!
妊娠中についた脂肪は、産後6ヵ月を過ぎると体に定着してしまう特徴があるとされています。