2015.1.20
中東発!注目のヘルシーフード『フムス』とは?
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『フムス』ってなに?
『フムス』って聞いたこと、ありますか?
馴染みのない単語ですよね。
それもそのはずです。
大抵、新しいヘルシーフードや新しいダイエット方法は、アメリカやヨーロッパで流行したものが、日本に伝わってくることが多いのですが、これは中東発なのです。
中東地域はイスラム教圏なので、日々の食事にも厳しい決まりがあります。
豚肉やアルコールは禁止、処理の方法や加工についても厳しく戒律によって定められています。
『ハラル認証』とは戒律によって認められた食品であることを示す証なのですが、このフムスもハラル認証を得た、イスラム教徒が多い中東の国々で昔から食べられている伝統的な料理になります。
とある映画の中で、主役のうちの一人が食べていたことでも有名になりました。
『フムス』の特長と健康への効果
『フムス』はゆでたひよこ豆、ガルバンゾをつぶして、練りごま、ニンニク、オリーブオイル、レモン汁、塩などを加え、ペースト状にした、いわゆるディップになります。
クラッカーや野菜スティック、トーストなど用途は様々です。
ひよこ豆にはたんぱく質、ビタミンB1、B6、カルシウム、鉄分、亜鉛、カリウム、葉酸、食物繊維などダイエットだけでなく、女性に嬉しいミネラルやビタミンが豊富です。
しかもひよこ豆の良質なたんぱく質のおかげで、筋肉を落とさずにダイエットできるメリットもあります。
さらに、ポリフェノールや脂質代謝に効果のあるセサミンの豊富なゴマやリノール酸やアルファリノレン酸を含むオリーブオイル、代謝を上げる成分アルギニンを多く含むニンニクなど、美容とダイエットに効果のある食品ばかりを使って、フムスは作られているのです。
豆がメインの料理なので、腹持ちもいいですし、高タンパク、低カロリーなのもダイエットに適しています。
ひよこ豆は水煮の缶詰が売られているので、それを利用すればさらに簡単に作ることができます。
ぜひ、この週末にでも作ってみてくださいね。