2015.3.18
正しい入浴法で免疫力をアップするポイント!
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免疫力の正体を知り、健康になりましょう。
ウイルスやカビ、細菌などの外敵から身体を守ってくれる免疫力は、病気にならない健康な身体を維持するために、必要不可欠な存在となっています。
そんな免疫力を高めるには、お風呂の利用がおすすめです。
ここでは、免疫力アップに繋がる理想的な活用法について、詳しく解説していきます。
入浴によって体温と免疫力を同時に高めるという考え方
人間の身体は、「体温が1度下がると、30%の免疫力が落ちる」と考えられているため、なるべく身体を温めた方が良いとされています。
このメカニズムは風邪やインフルエンザなどの際にも起こるものであり、体内にさまざまなウイルスが入ると、身体は体温を上げて免疫力を高め、細菌やウイルスと闘おうとするのです。
「高熱が出た!」という症状だけ見れば、それは非常に苦しいものです。
しかし実際は身体が免疫力を高めるための防衛本能として発熱をしていますので、熱=迷惑なものと考えない方が良いとされています。
温まり過ぎはよくありません
「体温が高まれば、免疫力も高まる」という話をしてしまうと、四六時中お風呂やサウナに入って、身体を熱し続けることを考える皆さんもいるかもしれません。
しかし実際は、あまりにも長時間に渡る入浴は、体力を奪ってしまいますので、過度な疲労によって風邪などにかかりやすくなってしまうのです。
このような理由から、「40度以下のお湯に約10分」を1クールと考え、短時間で浴槽から出た方が良いと言えるでしょう。
また半身浴の場合は、更に低温の37~38度前後のお湯に、20分~40分前後浸かると良いとされています。
あまりにも身体を温めすぎると、肌内部のセラミドが蒸散し、乾燥肌になることも。
読書などをしながらゆっくりお湯に浸かりたい気持ちもわかりますが、健康や免疫力アップを目的とするなら、「ほどほどに」というのを頭に置いて、入浴してみてください。