2013.11.25
痩せにくく、太りやすい理由
43View
肥満傾向が強くなってくると、どんどん痩せにくい身体になっていることに気付いたり、若い頃はちょっと運動をしただけでもスリムアップできたのに太っていく一方だ、などと悩んだりする方は多いと思います。そんなにすぐに痩せなくてもいいから、どうにか太る速度を緩めて痩せる方向に導きたいと願ったり、やはりそのままではストレスも溜まりますよね。まず太りやすくなる理由と痩せにくくなる理由はそれぞれに違います。太りやすい原因としては、基礎代謝の低下が考えられます。
20歳を過ぎれば基礎代謝に必要な筋肉が徐々に減っていきますが、まだこの頃はそれほどでもありません。しかし30になれば今度は内臓脂肪が増えることを抑えるホルモンの分泌量まで減ってきてしまうんですね。また自律神経も徐々に乱れてくると食事のために消費されるエネルギーが減ってくるのも原因と言われています。
一方の痩せにくくなる原因としては、ダイエット法がバラバラだとか、メリハリがあり過ぎると筋肉が減っていき、このことで脂肪分を燃焼しずらくなったり、脳も体内の脂肪分が減らないことから飢餓状態と判断すると食欲も抑えることができにくくなります。
このようなことから、まず太りやすくなったと思ったら痩せるためのダイエットをし、また痩せてきたら今度は太りにくいダイエットをする、というようにダイエット法も切り分けていくのが理想です。太りやすいことを改善するためにはリンパマッサージや生活規則の改善、有酸素運動による基礎代謝力アップなどを基本とし、痩せるためにはしっかり栄養分を摂った上でダイエットをしたり、朝起きたら食欲がしっかりあるように夜食を控えることも大事です。
肥満スイッチをOFFにすると同時に痩せスイッチをONにするのは現代人にとってはかなり難しいこととも言えますが、しっかりバランスを考えていけば2つの効果を結びつけたよい状態を作ることも不可能ではありません。