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2016.2.11

顔のかゆみや湿疹の原因と対処法 まとめ

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kanso

顔のかゆみが出たら早めに対処を!

乾燥によって肌のバリア機能が低下する冬は、顔のかゆみが生じやすいシーズンです。

「なんだかかゆい?」と感じる状態を放置しておくと、更なる症状の悪化に繋がりますので、当ページで紹介するポイントを抑えて早めの対策を施すようにすてください。

顔にかゆみが出る湿疹にはどんな種類があるのでしょう?

顔にかゆみが生じる湿疹は、化粧かぶれなどの接触性湿疹、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギーが中心となります。

この3つ湿疹はそれぞれ原因と対処法が異なるため、「自分の顔に何の症状が出ているのか?」を早めに分析することが、症状の早期改善に繋がると言えるでしょう。

意外と多い!化粧かぶれの症状と原因とは?

肌に合わない化粧品の使用やセーターによるチクチク、紫外線などの「外的刺激」によって生じる接触性湿疹は、肌のバリア機能が低下している時期に起こりやすい特徴があります。

特に化粧かぶれの場合は、生理前の肌揺らぎの時期に生じることが多いため、「普段使っている化粧品が本当に自分の肌に合っているのか?」を考えながら使用することも大事な肌ケアとなります。

またスキーやスポーツ観戦などで長時間日光に当たっていると、化粧品の成分と紫外線が化学反応を起こして突然かゆみを伴う湿疹が起こることもあるのです。

化粧かぶれが起こった時の対処法とは?

化粧かぶれが起こった場合は、今使っている化粧品の使用をすぐにストップしてください。

2~3日様子を見て症状が改善しない時には、早めに皮膚科かアレルギー科を受診するのがおすすめとなります。

数ヵ月という長きに渡って化粧かぶれと回復を繰り返す場合は、月経周期に合わせて敏感肌化粧品を使うことを検討した方が良さそうです。

化粧かぶれ以外の接触性湿疹における対処法とは?

化粧品以外の接触性湿疹には、衣料品のチクチクやシャンプー、洗剤、紫外線、絆創膏というたくさんの原因があります。

かゆみや炎症、吹き出物が生じている対象原因がわかる場合は、化粧品同様にその使用をやめることから対処が始まると考えて良いでしょう。

また既に炎症が生じているケースでは、光接触性皮膚炎という紫外線の影響を受けやすい状態となっていますので、無理に外出せずに肌を安静に保つことも重要と言えそうです。

皮脂が多いパーツに多い!脂漏性皮膚炎の症状と原因とは?

額や眉間、Tゾーンといった皮脂の多いパーツに生じる湿疹は、常在菌のマラセチア菌を原因とした脂漏性皮膚炎である可能性が高いです。

皮脂をエサにするマラセチア菌は、オイリー肌の皆さんに多く繁殖する特性があります。

脂漏性皮膚炎の対処法とは?

脂漏性皮膚炎の対処法は、「市販薬の使用」と「皮膚科受診」のどちらかとなります。

かゆみなどの症状が軽い場合は、塩酸ジフェンヒドラミンを有効成分とする塗り薬や外用ステロイドの使用で改善することもあるようです。

また大量に分泌される皮脂には、抗真菌剤を含む石鹸も有効となりますので、肌を清潔に保つことから対策を講じてみてください。

市販薬を使っても症状が改善しない時には、皮膚科を受診して強めのステロイド剤やビタミンCサプリメントなどを服用する方法がおすすめとなります。

生活習慣の改善で脂漏性皮膚炎は予防できる!

マラセチア菌が好む皮脂分泌を抑えるためには、加工肉や揚げ物などの食事をセーブすることがおすすめです。

皮膚科では皮脂バランスの乱れを改善する目的でビタミンBやビタミンCのサプリメントを処方することもありますので、肉や魚、野菜などをバランス良く摂取することも大事な予防策に繋がると言えるでしょう。

食生活の改善にはからだ全体の免疫力を高める効果もありますので、脂漏性皮膚炎とともに化粧かぶれやアレルギー体質に悩まされる人にもおすすめです。

アレルギーによるかゆみも非常に多い!

アレルギーによる湿疹は、肌のバリア機能の低下と免疫反応の両方によって生じることが多いと言われています。

特に疲労やストレスによって免疫機能が下がっている時期はアレルギー反応が出やすい傾向がありますので、睡眠などをしっかりとって免疫を高める生活をするもの重要です。

また強いかゆみと赤みを伴うアトピー性皮膚炎の場合は、症状の悪化に伴って睡眠不足や集中力の低下に繋がることもありますので、早めにアレルギー科や皮膚科を受診する必要のある疾患と言えるでしょう。

まとめ

バリア機能や免疫力が低下しやすい冬の時期は、さまざまな湿疹が生じるリスクがあるシーズンと言えそうです。

今回紹介した予防策を行うだけでも症状が出にくくなりますので、肌の健康のためにもできることから始めるようにしてください。

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