2014.6.26
キヌアダイエット
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30代から40代の女性では、70%以上の人がダイエット中であるかダイエットしたいと考えています。このところダイエット食材の中で「キヌア」が注目されていて、雑穀としてレシピも多彩なものです。キヌアはの南米アンデス地方を原産とする穀物であり、5千年前にインカ帝国が栄えていた時代から栽培されていて、「穀物の母」ともいわれています。食事で取り入れなければならない9種類のアミノ酸がすべて含まれていることから、宇宙食としても認められた実績があるのです。白米と比べてみるとタンパク質が2倍、良質な脂質が5倍、食物繊維も8倍、カリウムは6倍、カルシウムが10倍、鉄分は8倍も含まれていて、まさに「天然サプリメント」と呼んでも過言ではありません。
また、玄米と比べてみてもカルシウムがおよそ4倍、鉄分も2倍近く多く、食物繊維も含めて玄米よりも栄養価が高く、低エネルギーというところが魅力です。キヌアに多く含まれている成分からコレステロールの低下や血圧上昇の抑制、貧血の予防、代謝の向上などといったさまざまな効果が期待されます。女性ホルモンに代わる「フィトエストロゲン」と呼ばれる成分も含まれていて、排卵から生理までの間に体内で分泌されるエストロゲンが減少する時期にキヌアを食べると、代わりに女性ホルモンとしてホルモン量を調整するのです。そうすることによってエストロゲンの不足で起こるPMS・月経前症候群の症状である気持ちのいらだちやニキビ、むくみなども緩和されます。
キヌアは洗った上で、倍量の水と15分程度茹でます。時々混ぜながら冷ますだけで、手軽に用意することができます。あとはオリーブオイルやドレッシング、きゅうり、トマトなどと和えてサラダとして食べることができます。グルテンを含んでいないため、アレルギーがあってもベーグルやクッキー生地などに使用して、安心して食べることができます。おからのように、さまざまなレシピにも応用することができるのです。無理せずに、健康的なダイエットを実践してみましょう。