2014.5.27
コレステロールについて
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コレステロールは、生活習慣病の原因にもなるものです。
食生活において野菜不足や脂質、糖質、たんぱく質の過剰摂取といった食事のバランスがコレステロールの数値を高め、肥満の要因にもつながります。
そして、余分に蓄積されたコレステロールは健康面や美容面で悪影響を及ぼすため、適切に排出する必要があるのです。
エステサロンで行われている痩身エステの役割としては、体内に蓄積されているコレステロールの排出を促進するというものもあります。
そのためにマッサージやデトックスといった施術が行われ、スリムなボディラインづくりにつなげています。
ただしコレステロールは、そもそもが毒素であるというわけではありません。
元々コレステロールは、身体の機能の維持するためにとても大切な物質です。
毎日の食事でも、摂取しなければならない栄養素のひとつであるのです。
正常な範囲内のコレステロールは細胞内を補強し維持する活動を行い、女性ホルモンや胆汁酸の原料にもなっています。
コレステロールの数値が不足していることも、美容面や身体の健康を損ねる原因になるのです。
そのため、極端な食事制限といったように身体へ負担をかける方法でのダイエットは良くありません。
コレステロールの値が正常値を保っていれば、体内機能が自然に調整する役割を担うことになりますから、健康を害する存在ではありません。
むしろ食事制限をして極端にコレステロール値が減少すると、女性らしい身体づくりを遠ざけてしまうということもあり得ます。
女性ホルモンの原料が補給されないために身体を保つための栄養素が足りず、肌や髪の毛といった外見上の身体機能を保持する上で問題が生じるほか、妊娠などにも懸念があります。
細胞壁や血管も維持することができず、簡単に破壊されやすくなるという健康上の問題も現れます。
元々身体にはコレステロールを蓄えておく機能があり、めったに不足するという事態に陥ることはないのですが、過剰に痩せたいと希望する人のダイエットはそれを引き起こす要因になるのです。