2015.9.4
コレステロールの心配なし!1日3個の卵で痩せ体質になる理由とは?
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卵を食べるメリットを知って痩せ体質になろう!
1日1個の卵を食べていると、太りにくい「痩せ体質」になることが明らかにされています。
今回は「卵を食べるメリット」を中心にさまざまな効能をご紹介していきますので、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてください。
卵の魅力① アミノ酸の宝庫!
必須アミノ酸を豊富に含む卵は、「アミノ酸スコア100」を有する素晴らしい食材です。
アミノ酸スコアとは、「体が必要とする必須アミノ酸量」と「食品に含有される必須アミノ酸量」を比較した数値で、100に近いほど良質なたんぱく質と言えるものとなっています。
アミノ酸スコアの最高値は100となりますので、卵は「人間の体に適したアミノ酸を配合する食材である」と言えるでしょう。
確認!アミノ酸を摂取するメリットとは?
アミノ酸の作用で注目すべきなのは、細胞の成長を促してくれるということです。
元気な細胞や新陳代謝も活発となりますので、なかなか痩せない体質に悩んでいる人は、卵を食べて細胞を活性化すべきと言えるでしょう。
またアミノ酸を摂取していると肝機能も改善されていくため、体内に溜まった老廃物で浮腫みや体重増が起きている人にも適した成分となります。
良質なアミノ酸の摂取は、睡眠の質を改善にも繋がります。
きちんと眠っている人はストレスも少なく、過食衝動も抑えられる傾向がありますので、「イライラして、ついたくさん食べてしまう」という人は、卵を食べて睡眠の質を改善すべきと言えるでしょう。
毎日アミノ酸を摂取している人は、エネルギー代謝による疲労感も少ないため、元気に運動を続けられるメリットもあります。
卵の魅力② ビタミン&ミネラルも豊富!
卵には、ビタミンA、B1、B2、D、Eなどのビタミンがたくさん含まれています。
また牛乳の1.5倍のカルシウム、ホウレン草の2倍の鉄分とミネラルも豊富ですので、ダイエットによって栄養不足に陥っている人には、「サプリメント感覚で食べるべき食材である」と言えるでしょう。
このビタミンとミネラル量は肉や魚では実現が難しい内容となりますので、ダイエット中のたんぱく質摂取に悩んだら、卵を食べてみてください。
卵の魅力③ 卵黄コリンもスゴい!
卵に含まれる「卵黄コリン」は、脳を活性化させてくれる成分です。
卵黄コリンには「血管の拡張効果」や「コレステロールの抑制作用」があるため、内臓脂肪によるメタボリックシンドロームに悩む皆さんにもおすすめの成分となっています。
また血管が拡張すれば血行不良も改善しますので、冷え性による「太りやすい体質」に悩む皆さんも卵を食べるべきと言えるでしょう。
卵の魅力④ 卵で身体の老化を遅らせよう!
必須アミノ酸のメオチニンやビタミンEを豊富に含む卵は、活性酸素による老化を防げるアンチエイジング食材です。
活性酸素は加齢や不規則な生活習慣、食生活の乱れなどによって生じる傾向がありますので、ストレスフルな毎日を過ごしている人こそ「卵を食べるべき」と言えます。
抗酸化物質によって血管や内臓が元気になると、脂肪燃焼効率も良くなります。
卵の魅力⑤ メタボリックシンドロームも改善する!?
メタボリックシンドローム患者を対象とした実験では、「1日3個の卵を食べていたグループ」で、善玉コレステロールの上昇や悪玉コレステロールの減少、動脈硬化が生じるリスクの指標となる「LH比」の改善が見られています。
また1日3個の卵を食べ続けていても、糖尿病に関する数値も下がっているため、「卵を食べることは生活習慣病に良い」と捉えて良さそうです。
古い時代の日本では「卵の食べすぎはNG」とされていましたが、近年では「ゆで卵ダイエット」を中心に「完全栄養食・卵」の有効性が見直されてきています。
注目!2015年より日本人のコレステロール目標量がなくなりました!
2015年に発表された「日本人の食事摂取基準2015」では、これまで設定されていたコレステロールの目標値が亡くなっています。
今回の発表では「コレステロールの目標値を算定する根拠がないこと」と「卵の摂取と各種疾患の関連性はない」という2点が明らかになっており、これまで卵を中心とした食生活にナーバスになっていた皆さんに嬉しい報告内容となりました。
また日本養鶏協会のサイトでは「1日2個以上卵を食べても心臓病や脳卒中に影響はない」と断言していますので、ダイエットや健康維持に卵を効率的に活用しやすい時代になっていると言えそうです。
まとめ
1個20~30円前後で購入できる卵は、お財布にも優しい食材として知られています。
毎日卵を食べている人は、「痩せやすく、生活習慣病になりにくい体質に導かれる」と考えられますので、ぜひ日々の食生活の中に取り入れてみてください。