2015.10.3
シワやほうれい線が多発!?スマホの使いすぎで生じる「スマホ顔」の症状とは?
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スマホ顔・スマホブスという言葉も登場!
スマートフォンを長時間使用しすぎて、シワやほうれい線が多発した女性位に対して「スマホ顔・スマホブス」という言葉が登場するようになりました。
今回は「スマートフォンの長時間使用はなぜいけないのか?」という理由やメカニズムを中心に、美容との関係をお話していきます。
症状① 目の周囲にシワやクマができる!
長時間のスマホ使用によって目を酷使しすぎると、目の周囲の血行が悪くなり、シワやクマができやすくなります。
また瞬きをせずにスマホを見続けていると、ドライアイや眼精疲労という「目のトラブル」も生じやすくなりますので、イキイキとした表情に支障をきたすこともあると言えそうです。
目の周囲の血行を改善するには、ホットアイマスクやマッサージ、ツボ押しなどの方法が有効となりますが、眼精疲労を伴う場合は、「スマートフォンの使用時間を減らす」という策も必要なると言えるでしょう。
目の周囲のシワは「老け顔」の原因となりますので、若々しい表情をキープするためにも、「スマホとの向き合い方」を考えるようにしてください。
症状② 頭痛や肩こりによって表情も悪くなる!
スマホを見るために下を向いている人は、30kg近くの重量が首にかかっているとされています。
この状態を1時間以上続けると、首や背中が凝り固まる「スマホネック」という症状になり、結果として慢性的な肩こりや頭痛などの不調を起こすようになってしまうのです。
スマホネックに悩まされている女性は、常に何らかの「不調や痛み」を抱えているため、健康な時のような元気な表情をすることができません。
また不調によるイライラによって、周囲とのコミュニケーションが乱雑になることもありますので、「若々しい元気な笑顔を保てない」という意味でも美容に大きな影響をきたしていると言えるでしょう。
症状③ あごや頬のラインが崩れる!
スマホ使用によって「下向きの姿勢」を続けていると、顎や頬のラインが崩れて、シワやほうれい線が増えていきます。
また顎周辺の筋肉が下垂することで、「だらしのないフェイスライン」が生じることもありますので、どんなに一生懸命エイジングケアをしても「逆効果」とも言える生活習慣になると言えるでしょう。
近年では小顔を目指して矯正マッサージを行う女性が増えていますが、そんな時に「長時間のスマホを使う習慣」があれば、なかなかスッキリとしたフェイスラインも手に入れにくくなると言えそうです。
症状④ リンパの流れが悪くなる!
同じ姿勢でスマホを使い続けていると、首まわりのリンパの流れが悪くなり、体内の老廃物が溜まりやすくなることで「さまざまな肌トラブル」が生じやすくなってしまいます。
またリンパの流れが悪い人は、顔がむくみやすい傾向もありますので、「スマホを使えば使うほど小顔から離れていく」と考えても良いでしょう。
セルフケアでは対処できないほどの浮腫みが生じる場合は、エステサロンなどで行われている専門性の高いリンパマッサージを行いながら、「スマホを少しお休みする習慣」を付けてみてください。
症状⑤ 良質な睡眠がとれなくなる
常に明るいスマホのライトを見ていると、脳が覚醒状態になって、なかなか眠れなくなります。
良質な睡眠がとれなくなった人は、成長ホルモンの分泌量も低下するため、肌に生じていたシミや大人ニキビなどの肌トラブルも「改善しにくい状態になる」と言えそうです。
また睡眠不足が続いている人は、「目を休ませる時間」が少ない傾向があるため、結果として目の周囲のシワが増えてしまいます。
このような理由から考えても、おやすみモードに入ろうとしている脳を覚醒に導くスマートフォンは、「美容の大敵」と考えて良い存在となりますので、就寝の3時間ぐらい前から「スマホを使わない習慣」を付けた方が良いと言えるでしょう。
スマホブスにならないためには?
スマホブスにならないためには、下記のポイントを心掛ける必要があります。
・目線の高さでスマホを使いましょう
・「前かがみ」の姿勢はシワやほうれい線を増やす
・長時間の調べものをするなら、スマホではなくパソコンを使いましょう
・15分に1度の休憩で目や首周辺のマッサージを行いましょう
・ぐっすり眠るためにも夜のスマホ利用はNG
ここで紹介したポイントに注意するだけでも、老け顔の原因や眼精疲労などの不調も次第に改善していくと言えそうです。
まとめ
非常に便利なスマートフォンによってもたらされる「スマホ顔・スマホブス」という状態は、美容業界における社会問題と考えて良いでしょう。
ヘビーなスマホユーザである限り、「顔の老化がどんどん進む」と考えられますので、使用時間や使用法の見直しをかけるようにしてください。