2015.4.7
失速?停滞期?ダイエットの体重が落ちない時期の対処方法
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ダイエットにおける停滞期とは?
ダイエットを開始した当初はスムーズに落ちていた体重も、ある時期から全く変化が起こらなり、その停滞に悩む女性も非常に多いとされています。
この状態を「ダイエットにおける加速と失速」と呼んでいる記事もあるようですが、その原因を知り正しく対処をすることで、次第に痩せやすい時期へと戻っていくのです。
今回は、ダイエットが上手くいかなくなった時のメカニズムを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ホメオスタシスがダイエットの邪魔をする
1ヵ月ほどスムーズに進んでいたダイエットに停滞が落ちるのは、「ホメオスタシス効果」と呼ばれる人間の防衛本能によるものです。
ホメオスタシス効果は、1ヵ月に5kg以上の体重が落ちた時に生じるケースが多いとされており、体の飢餓状態を助けるために、基礎代謝を一気に落とす作用があるのです。
これは人間が生きていくために必要不可欠な機能となりますので、邪魔だと思っても受け入れるべき存在と言えるでしょう。
ここでブレーキを踏むことがポイントです
多くの人はこのタイミングで断食やストイックな運動に走る傾向がありますが、ここで行うべきことは、体に対して「このまま生活を続けても餓死しない」と認識させることなのです。
そのため、これまで頑張り続けてきたダイエットに一度ブレーキをかけて、体の飢餓状態をストップする必要があると言われています。
具体的にどんなことをすればいいの?
ダイエットの停滞期に入ったら、「少しだけ」摂取カロリーを高めてください。
これまで行ってきた運動は全く問題ありませんので、体に負担のないレベルで続けていくと良いでしょう。
この段階で諦めて普段の食生活に戻してしまうと、一気に体やカロリーや脂質を吸収してリバウンドという結果になってしまいます。
ダイエットの停滞に苛立つ気持ちもわかりますが、我慢時だと捉えてブレーキを踏むようにしてください。
タンパク質を摂取する習慣でダイエット停滞が起こらない
ダイエットの停滞を起こさないためには、絶対に断食をしないようにしてください。
カロリーや脂質はある程度減らしても問題ありませんが、筋肉や体を作るために必要不可欠な「タンパク質」は継続的に摂取する必要があるのです。
また野菜や果物なども体のデトックスや排便を行う上で大事な存在となりますので、「バランス良く食べ続けること」を継続すれば、ダイエットの停滞も起こりにくくなるでしょう。
ダイエットの停滞が訪れたら、まずは「落ち着く」という習慣を付けることが重要です。