2019.1.11
プロテインの特徴や効果的な摂取方法、注意点について
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プロテインはドラッグストアでも手軽に購入できることもあり、プロのアスリートやボディビルダーだけでなく一般の人も数多く使用しています。
また最近ではプロテインを配合したダイエット食品もたくさんあり、食事制限を中心とするダイエット法としても注目されています。
ここではプロテインの特徴や効果的な摂取方法、注意点などについてご紹介します。
プロテインとは?
普段の食事で食べている肉や魚、卵、大豆製品(豆腐や納豆など)などに含まれているたんぱく質は人間の体を作る上で欠かすことのできない重要な栄養素ですが、プロテインもたんぱく質になります。
プロテインと聞くと筋肉ムキムキになるといったイメージを持つ人も多くいますが、肉や魚などを食べただけではそうならないのと同じでプロテインを飲んだだけでは筋肉ムキムキにはなりません。
あくまでも筋肉量を保持するためのものであり、たんぱく質から作られている髪の毛や肌などのハリやツヤも維持することができるとされています。
ダイエットに効果的な摂取方法について
プロテインは粉状のものがほとんどで、摂取する際には牛乳や水などの液体に混ぜて飲みます。
ダイエット目的として摂取する場合であれば1日の食事のうち1食をプロテインに置き換える方法をおすすめします。
なぜならこの方法であれば、1日に摂取するカロリーもコントロールしやすくたんぱく質も効果的に摂取できるからです。
それ以外にも普段の食事量を少なめにして食前や食間にプロテインを摂取するダイエット方法もありますが、どのくらい制限すればよいのか曖昧な点や栄養が偏る可能性がある点などからおすすめできません。
食事以外にも1週間に2~3日は筋トレをすることで、筋肉量を効果的に増やすことができ基礎代謝も上がるため継続していくうちに痩せやすい体へと導くことができます。
筋トレの内容はジムに通ってマシンを使う方法や自宅で腹筋や腕立て伏せなどを行う方法など、特に決まりはありませんので自分に合った方法を実行すると良いでしょう。
摂取する上での注意点について
プロテインは正しく摂取すれば効果的に痩せることができますが、間違った方法で摂取してしまうと太ってしまうケースもあります。
例えばプロテインを牛乳に混ぜて飲む場合は、カロリーも考慮して牛乳の量を調整しないと必要以上にカロリーを摂取してしまい太る可能性があります。
水やスポーツドリンクなどに比べると牛乳は腹もちが良いメリットがありますが、摂取する量には気を付けなければいけません。
また、ダイエット目的でプロテインを摂取する際には糖質にも気を付けましょう。
お米や麺類、パンなどといった糖質(炭水化物)を取りすぎてしまうと、いくらプロテインでたんぱく質を効果的に摂取したとしても太ってしまうからです。
選び方について
プロテインとひとことで言っても数多くのメーカーから販売されているため、特に初心者はどの商品を選べば良いのか迷ってしまうことがあります。
プロテインには大きく分けて3つの種類がありそれぞれ特徴が異なるため、その違いを知っておくことが大切です。
1つ目はホエイプロテインで牛乳を原料としており、赤ちゃんが飲む母乳の成分に近いとされています。
その特徴は吸収速度が速い、水分に溶けやすい、筋力アップに適している、BCAA(分岐鎖アミノ酸)が豊富であることなどが挙げられ、運動直後のたんぱく質補給に適しています。
2つ目はカゼインプロテインでこちらも牛乳を原料としていますが、吸収速度はゆっくりで胃の中でゼリー状になり時間をかけてたんぱく質を補給するため就寝前に摂取することで持続的にゆっくりと補うことができます。
3つ目はソイプロテインで大豆を原料としており、吸収速度はゆっくりで水分に溶けにくく飲みにくいですが腹持ちは良いためダイエットに適しているとされています。
上記のようにプロテインは牛乳や大豆を原料としていますので、アレルギーを持っている方は注意が必要です。
ダイエット目的でプロテインを摂取するのであれば継続しなければ意味がありませんので、続けやすい価格であるかどうかや糖質・脂質などたんぱく質以外の栄養素の含有量などもチェックしましょう。
このようにプロテインは正しく摂取することで効果的にダイエットすることができますし痩せやすい健康的な体も手に入れることができますので、気になる方は自分に合ったプロテインを飲んでみてはいかがでしょうか。