2015.6.15
髪の悩み別!効果をアップさせるヘアトリートメント活用術!
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確認!ヘアトリートメントって何でしょう?
本来、「洗髪後の乾いた髪に使うヘアケアアイテム」として開発されたヘアトリートメントですが、さまざまなメーカーが改良を重ねていく中で「シャンプー後に使うもの」という商品形態にシフトしていった経緯があるようです。
内と外からダブルで髪の補修を行うヘアトリートメントは、「髪表面のコーティング」を主目的とするリンスよりも遥かに効果の高い存在として位置づけられています。
また髪の栄養不足を補う作用があるため、「髪の元気を取り戻す」という意味でも、効果的なアイテムとなっているのです。
ヘアトリートメントの種類も多様化している近年では、自分の髪質や悩みに合った製品を選ぶことが、髪トラブルの解消に繋がるポイントだと言われるようになりました。
今回は、髪の悩み別のヘアトリートメント活用術をご紹介していきますので、ぜひ実践してみてください。
まず!トリートメントの種類を確認しておきましょう!
ヘアトリートメントは、「インバストリートメント」と「アウトバストリートメント」の2種類があり、髪トラブルやライフスタイルに合わせて使い分けるのが理想的だとされています。
お風呂の中で使うインバストリートメントは、「髪内部で作用する飲み薬的な存在」となっており、水分や栄養分を失った髪に高い効果を発揮します。
濡れた髪はインバストリートメントの浸透力も非常に高い状態となるため、良い形で深層部に栄養成分を送り届けることができるのです。
これに対して、乾いた髪に使うアウトバストリートメントは、「髪の外側にアプローチできる塗り薬的な存在」となるため、表面の渇きや失った艶に効果的と考えて良いでしょう。
乾燥・パサつきが気になる人
乾燥やパサつきが酷い人には、インバストリートメントとアウトバストリートメントの併用がおすすめです。
インバストリートメントを3~5分程度放置すれば、カラカラになった髪に潤い成分が浸み込みます。
アウトバストリートメントはオイルタイプを選び、「少し多め?」と感じるぐらいのレベルで、たっぷり毛先に塗り込んであげてください。
髪の量が多い人
髪のボリュームを抑えるには、クリームタイプのアウトバストリートメントの使用がおすすめです。
タオルドライで水分を拭き取った髪に、多めのトリートメントを塗り込み、最後にドライヤーを使って仕上げます。
髪のボリューム対策には、「水分を少し残した状態でブローをすること」が重要となりますので、カラカラに乾燥させることだけは避けるようにしてください。
ダメージの強い人
パーマやカラーリング、ドライヤーの使いすぎなどで髪のダメージが酷い時には、インバストリートメントの際に「コームでとかす」という習慣をつけてください。
トリートメントとコームの組み合わせは美容師も注目するほどの効果があり、髪1本1本に良質な成分が馴染みやすくなっていきます。
インバストリートメントの放置時間も少し長めにして、髪の内側から不健康状態を改善してあげることをおすすめします。
カラーリングが色落ちしてしまった人
カラーリングが落ちてしまった髪の毛は、紫外線などのダメージを受けやすい危険な状態となっているため、アウトバストリートメントをたっぷり塗って「髪を保護すること」を心掛けてください。
アウトバストリートメントによって髪に艶が戻れば、カラーリング落ちによる「みすぼらしさ」を誤魔化すこともできますので、ぜひ試してみてください。
寝ぐせが気になる人
寝ぐせ直しには、ミストタイプのアウトバストリートメントがおすすめです。
髪の細い人は寝ぐせが生じやすい特徴がありますので、あまりにも酷い時にはミルクタイプのアウトバストリートメントを活用して、しっかりと髪になじませるようにしてください。
何も塗らない髪の毛にドライヤーを当てるのは、髪の水分を蒸散させる原因に繋がりますので、「きちんと保護してからドライヤーをかける習慣」も非常に大事なことだと言えるでしょう。
コシやハリが低下している人
コシやハリ不足はキューティクルのダメージによって生じる傾向が高いため、しっとり系のインバストリートメントを使って髪の内部から元気にしてあげるようにしてください。
またコシやハリ不足には「「頭皮環境の悪化」という原因も考えられますので、頭皮用のローションを併用してダブルアプローチを行うと良いでしょう。
頭皮ローションを活用して毎日マッサージを続けていると、次第に元気な髪の毛が生えやすくなっていきます。
まとめ
アウトバストリートメント・インバストリートメントの役割を把握し、自分の悩みに合った選択を行うことが、髪トラブルの早期解消に繋がると言えそうです。
自分の髪質がわからない場合は、ヘアサロンで相談しながらより良いトリートメント選びを行ってみてください。