2017.4.24
本当は太りにくい!?上手に選ぶ・食べることでチョコレートがもたらす女性に嬉しい意外な効果
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美容のためにチョコレートを食べる女子が増加中
お菓子メーカー各社が高カカオチョコレートを発売する近頃では、アンチエンジングを含めた美容目的でチョコを食べる女子が増加しています。
美容健康面でさまざまな効能のあるチョコレートは、食間や仕事や勉強の休憩中に食べるおやつとしてもおすすめ度の高い存在です。
また最近では、コンビニでも多彩な高カカオチョコレートを販売していますので、いろいろ食べながら自分に合う味わいを探してみても良いでしょう。
今回は、女性の心身にチョコレートがもたらす、意外なメリットを徹底解説していきます。
ダイエット効果
チョコレートがダイエットに適しているのは、血糖値の上昇作用によるものです。
チョコを口にすることで満腹中枢が刺激されると、食欲の抑制によって空腹時のどか食いを防げます。
またカカオの主成分となるテオブロミンには、脂肪分解作用や血管拡張によって血流を高める働きもありますので、代謝の低いダイエッターの皆さんにも良きサポーターになると言えそうです
リラックス効果
精神的ストレスの多い人にも、チョコレートはおすすめです。
チョコレートの苦味成分テオブロミンには、興奮状態を鎮静化させるリラックス作用があると言われています。
またカカオポリフェノールには、ストレスの抵抗力をアップする作用があると言われていますので、精神的にデリケートな皆さんにもおすすめ度の高いおやつになることでしょう。
集中力・記憶力を高める効果
脳への作用もたくさんあるチョコレートは、受験生向けのおやつとして紹介されることも多いです。
《テオブロミンによる覚醒作用》
興奮作用の高いテオブロミンは、大脳皮質を刺激することによって、やる気や思考力、集中力を高める成分です。
テオブロミンの自律神経をコントロールする作用を知る海外のホテルでは、リラックスして眠れるようにとベッドサイドにチョコレートを置くこともあると言われています。
《ブドウ糖は脳のエネルギー源》
チョコレートを食べれば、脳にとって唯一の栄養源であるブドウ糖を摂取できます。
またブドウ糖は、副交感神経と交感神経の切り替えを担うアセチルコリンの材料にもなりますので、神経伝達信号を正常に働かせるためにチョコを食べるのも理に適っていると言えそうです。
美肌効果
チョコレートの材料となるカカオパウダーには、フラボノイドと呼ばれるポリフェノールが含まれています。
植物の渋みや色素、苦味に含まれるポリフェノールは、アンチエンジングに欠かせない抗酸化物質です。
生活習慣の乱れやストレス、紫外線によって活性酸素が増えると、肌老化が進むことでシミ、シワ、たるみが酷くなりますので、サプリ感覚で抗酸化作用の高いカカオポリフェノールの摂取する習慣も必要だと言えそうです。
アレルギーの予防効果
高カカオチョコレートを作るお菓子メーカーでは、カカオポリフェノールのアレルギー予防効果にも注目しています。
メーカーのホームページによると、カカオポリフェノールにはアレルゲンの抗体が生み出されるのを防ぐ作用があるそうです。
また肥満細胞から生じるヒスタミンや、アレルギーに関するリンパ球の増殖を抑える作用がありますので、アレルゲンによって生じるさまざまな不調に対して多角的な効果が期待できると言えそうです。
生活習慣病の改善効果
カカオポリフェノールの抗酸化力は、脳卒中や動脈硬化などの生活習慣病の予防にも高い作用をもたらすと言われています。
血管内の活性酸素が増大することで血液がドロドロになると、血行不良によって冷えや基礎代謝の低下といった悪循環が生まれやすくなります。
またこうした状態で生じる痩せにくさも、中性脂肪や悪玉コレステロール値の増大により生活習慣病の原因をもたらすのです。
活性酸素の悪さとも言える悪循環にブレーキをかけるためには、抗酸化作用の高いカカオポリフェノールなどの食材を積極的に取り入れることが必要だと言えるでしょう。
美容健康効果の高い高カカオチョコレートの選び方・食べ方
美容健康効果の多いチョコは、カカオ成分が70%以上の高カカオチョコレートです。
ココアバターの多いチョコレートは必然的にカカオマスが少なくなるため、カカオポリフェノールの含有量も低いと考えられます。
そのため、現物を見ることができる場合は、色の濃いチョコレート=カカオポリフェノールが多いと捉えて商品選びをすると良いでしょう。
《1日50gを目安に間食で食べる》
チョコレートの美容健康効果を目的に食べる場合は、1日50gを上限に数回に分けて食べるのが理想です。
また食事の20分前に食べると適度に満腹中枢が刺激されますので、過食傾向の高い皆さんは摂取のタイミングについても工夫をしてみると良いでしょう。