2017.3.7
正しい体重の測り方をマスターしてダイエットに役立てましょう
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体重測定の基本を知っていますか?
女性たちがダイエット効果の目安と捉える体重には、正しい計り方や注意点が存在します。こういったポイントを全く知らずに適当なタイミングや方法で体重測定をしていると、「私のダイエットは全く上手くいかない!」といったネガティブな気持ちやストレスにより過食衝動によるリバウンドが起こりやすくなりますので、注意が必要です。
逆に正しい体重の測り方を知っている人たちは、多少の増減があっても一喜一憂することなくダイエットに集中できますので、体重測定に関する基礎知識を把握することは大きなメリットに繋がると捉えて良いでしょう。今回は、ダイエッターの皆さんと一緒に、体重に関する基本を確認していきます。
1日に何度も体重が変動する理由
多くの女性が一喜一憂する体重の増減は、下記のような要因で発生する減少です。このポイントを頭に入れておけば、「どうして一気に体重が増えてしまったのだろう?」といった不安や疑問も緩和することでしょう。
《食事による影響》
ファーストフードや揚げ物、加工肉といった脂質と塩分の多い食生活を続けていると、からだにどんどん脂肪が溜まりやすくなります。これに対して野菜や良質なタンパク質を中心とした食事をしている人は、血液中の脂肪や糖質よりも筋肉量が増えやすくなりますので、同じ体重であっても中身が全く異なるケースも多いと捉えて良いでしょう。
《水分による影響》
塩分たっぷりの食生活を続けていると、むくみや水太りといった形で体が水分を溜め込みやすくなります。また過剰な塩分は血液をドロドロにすることで血行や基礎代謝を下げることにも繋がりますので、食習慣によってむくみや体重増が生じている可能性がある場合は、健康を維持するためにも早めに改善をするべきだと言えるでしょう。
《宿便・便秘による影響》
体重増の最も大きな原因は、便が腸内に溜まることによるものです。便秘の酷い女性の場合は、腸の中に5kgもの宿便が溜まっているとも言われています。こうした状態を放置しておくと単純に体重が増えるだけでなく腸内環境の乱れによる自律神経系の不調も起こりますので、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をしっかり摂って便秘解消に励むこともダイエットに欠かせない取り組みだと言えそうです。
こんな人は体重が増えやすい
下記2つのどちらかに該当していると、効果の高さで知られるダイエットを実践してもなかなか体重が減らない悪循環に陥ってしまうと言われています。
《ホルモンバランスが乱れている人》
女性ホルモンの分泌が少なく、ホルモンバランスが著しく乱れている人たちは、生理前のイライラによって食欲が増大する傾向があります。生理が終わって1週間ほど経てば体が脂肪を溜め込みにくくなります。しかしこのアップダウンがあまりにも酷かったり、月経前症候群に近い症状が生じている場合は、ホルモンバランスの乱れを疑って女性ホルモン・エストロゲンを増やす心掛けをした方が良いかもしれません。
《睡眠不足の人》
良質な眠りを得られていない人たちも、体重が増えやすいと言われています。不眠によってホルモンの異常分泌が生じると、神経が興奮状態に陥ることで食欲が増進されるようです。また就寝前に食べる食事やおやつも胃腸を動かすことによって良質な眠りを妨げる可能性がありますので、「寝る3時間前は何も食べない」といったルールを自分に課すことも余計な体重を増やさない良策になると言えそうです。
体重測定に適した頻度と時間とは?
ダイエットや健康目的で体重管理をする際には、必ずしも毎日測定する必要はありません。1日に何度も測定すると、食事や排便、排尿によってその数字が大きくアップダウンしますので、3日おきとか、1週間おきぐらいのペースで体重計の乗るのが理想的な測り方だと言えるでしょう。
これに対して体重計に乗る時間については、朝、昼、晩といった自分の好きなタイミングで時間帯を固定することが重要です。また食べ物の重さがプラスされる食後と、激しい運動を行った直後は基本的にNGとなりますので、「朝起きて洗面所に行った時」とか「就寝前」に測定するのが理想と言えるでしょう。
まとめ
食事や水分、排便などによって大きく数字が変わる体重は、ナーバスかつ頻繁に測らなくても大丈夫と捉えて良さそうです。測定した数値をダイエットノートにメモしておくと、自分の体重が緩やかに下降していることもわかります。また近頃では便利なダイエット管理アプリも増えていますので、使い勝手の良いものを探してみても良いでしょう。