2014.6.26
猫背と肌荒れの関係
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猫背によって肌にどのような影響があるの?
猫背と肌荒れには何の関係もなさそうな気がしますが、猫背は肌荒れにも大きく関係しています。
猫背は、背中が丸くなってしまった状態です。背中が丸くなると、お腹は圧迫されるようなかたちになります。
デスクワークなどで猫背の状態が長く続くと、内臓に負担をかけていることになってしまいます。
その結果、内臓疾患や便秘などを起こして老廃物が体内に溜まった状態となってしまうため、肌荒れが引き起こされます。
また、首の後ろには多くの自律神経がありますが、猫背の人は首にかかる負荷が大きいため、自律神経も圧迫されてしまいます。
自律神経が圧迫されると頭痛やめまい、気持ちのいらだち、不安感などといった症状が現れ、それがストレスとなって肌荒れになることもあります。
また自律神経の圧迫は、ホルモンバランスにも影響をきたしてしまいます。
猫背になる原因
猫背になる原因のひとつとして、日本人の体形に関する特徴があります。
身体に厚みがなく横に広がっていて、つまり平べったい体型であるために、お尻や太腿の後ろ側にある筋肉や背中の筋肉が充分に発達しにくくなっているのです。
背中の筋肉が発達しにくいということは、背骨を支える力が弱くなってしまうことにもなるため、猫背体型になりやすくなります。それに加えて、最近のライフスタイルも関係しています。
運動をする機会がとても少なく、全体的な身体の筋肉を発達させることができなくなっています。
パソコンの前で何時間も座って仕事をする、あるいは小さなゲーム機を操作するといったことが多いため、自然と猫背になっています。
猫背を改善しよう
猫背のような前傾姿勢が続くことで胃腸が圧迫され、胃もたれや消化不良を引き起こしやすくなります。
猫背になってしまう原因のひとつが筋力の衰えであり、体幹の筋力が弱いことから内臓が重力方向に下垂するほか、姿勢を維持することができなくもなります。
胃下垂や猫背を改善するためには、腹筋や背筋運動などによって体幹部に筋肉をつけるトレーニングをすることです。
猫背を改善して、肌荒れも防ぐことが大切です。