2018.1.19
病院に行かなくても実践できちゃう!漢方ダイエットの効果的な選び方・飲み方 まとめ
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漢方ダイエットで健康的に痩せる
むくみや冷え、血行不良といった問題により痩せにくくなっている女性の間で近頃、漢方薬を活用したダイエット法が話題になっています。
漢方で痩せるこの方法は、ストイックなダイエットが苦手な方々でも継続しやすいです。
またネット通販を行う漢方薬局や、漢方薬のコーナーのあるドラッグストアが増えている今の時代は、幅広い女性がこのダイエット法にチャレンジしやすくなっていると捉えて良いでしょう。
今回は、病院に行かなくてもできる本気の漢方ダイエットの魅力を徹底解説していきます。
漢方でダイエットのできる仕組みとは?
自然のものだけで作られた漢方薬には、体の不調を解消して悪いものを排出するという働きがあります。
前述のように、むくみや冷えといった症状を抱えた女性の多くは、特別な病気でなくともホルモンバランスや自律神経などの乱れに悩まされている傾向があります。
またこうした症状は自然とデトックスの難しい悪循環をもたらしますので、その結果として体がいろんなものを溜め込みやすい体質になってしまうのです。
これらの症状全般に効果的な漢方薬は、病気に直接作用する西洋医学とは全く異なる働きを心身にもたらします。
また漢方薬によって痩せやすい体質になると、その後の暮らしの中でもダイエットが上手くいきやすくなるようです。
漢方ダイエットで得られるその他の効果やメリット
実際に漢方ダイエットにチャレンジした女性たちは、下記のような痩身以外のメリットを実感しているようです。
・生理不順や月経前症候群が緩和した
・頭痛や肩こりが解消した
・自分の体質的な問題と向き合えた
・肌荒れが解消した
・水太りが解消した
ダイエットに効果的な漢方の選び方
ダイエットに効く漢方選びには、漢方薬局で相談する方法と、ネットを使って自分の体質に合ったものをセレクトする方法の2種類があります。
漢方薬のプロフェッショナルとも言える薬剤師さんに相談をすると、症状や目的から適した処方をしてもらえます。
しかし漢方薬局には、相談だけでも1万円~3万円、漢方薬の購入で2万円~5万円ほどかかるというネガティブな口コミもあるようです。
これに対してネットで公開されている体質チェックなどを使った方法には、無料で利用できるメリットがあります。
水太りタイプに適した漢方薬
体内に溜まった水が原因で慢性的なむくみが生じている人には、代謝アップと血の巡りを良くする下記の漢方薬が効果的です。
・桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
・防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)
・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
またこうしたタイプの漢方薬には、体内にある不要なものを可能な限り排出しようとする作用もあるとされています。
ストレス太りタイプに適した漢方薬
日々のストレスによって拒食や過食を繰り返すタイプには、自律神経を落ち着かせる作用の高い漢方薬が多く選ばれます。
・加味逍遥散(カミショウヨウサン)
・半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)
・柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)
これらの漢方薬は、生活習慣の不規則さによって生じた自律神経の乱れにも高い効果があります。
固太りタイプ
ポッコリお腹や酷い便秘に悩まされている人には、サラサラの血液を目指せる下記の漢方薬がおすすめです。
・桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
・防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
・大柴胡湯(ダイサイコトウ)
こうしたタイプの薬は、体内に老廃物が溜まり血行不良が生じている皆さんにも効果的です。
また薬によっては、テクノストレスなどで生じる肩こりを解消するものもあると言われています。
正しい漢方薬の飲み方とは?
漢方薬は、空腹時に飲むのが理想的です。
一般的な漢方薬は、食前に1日3回飲むのが推奨されています。
自然の成分によって穏やかに作用する漢方には、病院でもらう西洋医学の薬のように即効性はほとんどありません。
そのため、痩せやすい体質をつくるといった意味でも。最低でも3ヶ月は続ける必要があると言われています。
基本的には穏やかに作用する漢方薬も、自分の体質と違ったものを選べば当然、副作用ともとれる不調が生じることもあります。
また漢方の種類によっては、体に強すぎることもありますので、少しでも異変が生じた時には購入店舗の薬剤師さんに相談するのが理想と言えるでしょう。
漢方薬の服用で冷えやむくみなどの不調が改善されたら、更にダイエット効果を高めるために、食習慣の改善や運動にもチャレンジしてみてください。