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2017.2.18

賛否両論あり!ベビーフード(離乳食)ダイエットによって生じるリスクとは?

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ベビーフード(離乳食)ダイエットにおける賛否両論

人気テレビ番組内でタレント・春香クリスティーンさんが実践した「ベビーフード(離乳食)ダイエット」は、そのデメリットが大変際立つ存在です。また近頃では、このダイエット法に苦言を呈する管理栄養士などの専門家も増え始めていますので、実践する前にその内容にも目を通しておく必要があると言えるでしょう。

《ベビーフード(離乳食)ダイエットとは?》
春香クリスティーンさんが実践したベビーフード(離乳食)ダイエットとは、1日3食のうち2回の食事をベビーフードにするという置き換えダイエットです。ドラッグストアやスーパーマーケットで簡単に購入できる離乳食には、「種類が豊富」とか「飽きない」といったメリットがあります。また実際にこの方法を行った春香クリスティーンさんは、1週間で3.1kgものダイエットに成功していますので、結婚式やパーティーに向けて「短期間で痩せたい!」という皆さんに、ベビーフード(離乳食)ダイエットは大注目されているようです。

ベビーフード(離乳食)ダイエットで危惧される問題

このダイエット法について解説をしている管理栄養士の方によると、ベビーフードの活用によって1日の摂取エネルギー量が1,000~1,500kcalほど下がれば、痩せるのは当然と言えるそうです。しかしこのダイエットには、これから紹介するさまざまなリスクやデメリットがありますので、長期的に続ける際には注意点が多すぎると捉えて良いでしょう。

《ベビーフードは乳児用》
1歳6ヶ月までの乳児を対象に作られるベビーフードは、大人にとっては栄養が少なすぎる加工食品です。ダイエットに欠かせない摂取カロリーを下げるという目的を達成するためには、確かに効果的な存在になるかもしれません。しかしベビーフードはその分、栄養素も大変低いため、この食品を摂取し続けると心身にさまざまな不調が起こりやすくなるのです。

《リバウンドが起こる可能性もある》
管理栄養士などの専門家が危惧しているのは、リバウンドが起こりやすい点です。ベビーフードによって摂取カロリーが激減すると、生命の危機を感じた体は基礎代謝で消費するエネルギーをも節約するようになってしまいます。基礎代謝の低下はダイエット効果の出にくさをもたらしますので、この方法を続けていると、将来的にリバウンドが多く痩せない体質になってしまう可能性があるかもしれません。

《1ヶ月3kg以上のダイエットはNG》
食事やダイエットのプロフェッショナルとも言える管理栄養士の間では、無理なダイエットによって1ヶ月に3kg以上も痩せてしまった患者さんに対して「痩せた・ダイエットに成功した」ではなく「やつれた」と例えるようです。専門家が見て明らかに「やつれた」とも言える方法は、後々心身に不調をもたらす可能性がありますので、ベビーフードを使ったダイエットはリスクが非常に高いと捉えて良いでしょう。

《さまざまな不調が生じる》
ベビーフードダイエットなどの劇的に摂取カロリーを下げる方法を続けていると、脳のエネルギー不足によって集中力の低下や鬱病にかかる可能性も出てきます。また免疫力の低下によって風邪をひきやすくなったり、皮膚粘膜に影響が生じることもありますので、ベビーフードダイエットの継続によってスリムな体型になったとしても、肌や心はボロボロになる可能性も高いと捉えて良いかもしれません。

《ベビーフードは乳児のために存在する》
このダイエットで生じるもうひとつの問題は、大人たちのベビーフードの買い占めです。本来乳児のために作られたベビーフードを大人の女性がダイエット活用してしまうと、品薄状態によって子供やママ達が困ることとなるのです。また乳児は大人と違って何でも食べられるわけではありませんので、もしこのダイエットを行なう際には、なるべく買い占めない心掛けも必要だと言えるでしょう。

バランスの良い食生活がダイエットへの近道

効率良くダイエットを行なうためには、1日3食きちんと食べて、基礎代謝の高い体を作るのがいちばんです。この方法でエネルギー燃焼の高い痩せやすい体にすれば、前述のような心身の不調に陥ることなく徐々にスリムなボディに近づいていきます。またバランスの良い食生活によって心身や自律神経が安定すると、どか食いによるリバウンドも起こりにくくなりますので、体重のアップダウンが大きい人こそ「ストイックなダイエット」ではなく「バランスの良い健康的な食習慣」にするべきだと言えるでしょう。

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