2015.6.25
梅雨は浮腫みやすい！？顔に触れなくても3分で「スッキリ顔」に戻るワザとは？
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再確認！なぜ「顔がむくんだ状態」って何？
多くの女性をウンザリさせる「顔のむくみ」は、体内を循環しているリンパの流れが悪くなり、老廃物や水分が顔に溜まった状態です。
自然界に湿気の多い梅雨は、体内にある余分な水分が排出しにくいため、特に基礎代謝の低い人はさまざまな滞りによる「顔の浮腫み」が起こりやすい季節とされています。
「顔の浮腫み」が生じる原因を教えて！
【糖分や塩分の摂り過ぎ】
水分を吸収する性質のある糖分をたくさん摂取すると、「身体が水分を溜め込む」という悪循環が生じます。
水分がスムーズに流れなくなった体内では、むくみに繋がる「老廃物と脂肪がくっつく」という最悪の状況を招くため、糖分の摂り過ぎには注意が必要です。
また塩分を摂取し過ぎている人は、血液中の水分が「血管外」に染み出すことにより、むくみの原因となる「間質液」が溜まります。
塩分は「喉の渇き」を生じさせる原因にも繋がりますので、過剰な水分補給が間質液を増やす結果に繋がることを覚えておいてください。
ついつい食べてしまいがちな「糖分・塩分」ですが、顔のむくみを回避したいと思ったら、なるべく避けた方が良い存在と言えそうです。
【アルコールの多飲】
アルコールの多飲は、「抗利尿ホルモン」の働きを抑える結果に繋がります。
その結果として、排尿→脱水症状→美味しいビールなどの多飲・・という悪循環が生じるため、「お酒を飲めば飲むほど顔が浮腫む」という状況に陥るのです。
またアルコールは血管の壁に小さな穴を作る作用があるため、「穴から出てきた水分によって体全体の浮腫みが酷くなる」という結果に繋がります。
ジメジメした梅雨の時期に美味しいビールを飲みたい気持ちも理解できることではありますが、浮腫みを予防したいと思ったら、利尿作用の低いミネラルウォーターなどを飲んだ方が堅実だと言えるでしょう。
【冷えによる血行不良】
冷えによって新陳代謝が低下すると、体の至るところに老廃物や水分が溜まりやすくなります。
その結果として「顔の浮腫み」が生じやすくなりますので、冷え性や低体温症に悩む皆さんは、なるべく「身体を温めること」を心掛けてください。
新陳代謝の低下は運動不足によっても起こりやすいとされているため、毎日ウォーキングをする習慣を付けるだけでも、さまざまな部位における浮腫み解消に繋がります。
【長時間同じ姿勢で居続ける】
就寝中に顔の浮腫みが生じる理由は、「長時間同じ姿勢で寝続けること」によるものです。
寝ている間は特に体全体が水平に保たれているため、普段はスッキリしている顔にも水分が流れやすくなる傾向があります。
また寝返りのうちにくい布団で寝ている人は、普通の人よりも浮腫みが生じやすいとされていますので、なるべくゴロゴロと寝がえりができる「硬めのマットレス」を購入した方が良いと言えるでしょう。
本題！顔に触れずに浮腫みを解消するワザとは？
忙しい朝、顔に触れることなく浮腫みを解消するには、首、耳のうしろ、頭皮を中心に「優しくさする」というマッサージを行ってみてください。
首の周辺にはたくさんのリンパが流れているため、優しくさするだけで就寝中に溜まっていた老廃物を良い形で排出できるメリットが得られます。
また頭皮マッサージをしているだけで「眠気が覚める」という利点もありますので、朝食の合間に「さする・マッサージする」という習慣を付けると良いでしょう。
たくさんの美容液が付いた「目覚めの顔」に触れたくない皆さんでも、首や頭皮、耳の後ろをさするだけなら、自分の手を汚すこともなく浮腫みの解消が可能となります。
浮腫みを解消できる栄養成分とは？
【カリウム】
体内のイオンバランスを整えてくれるカリウムは、浮腫み予防にも最も効果的なミネラルです。
特に多量の塩分摂取によって崩れたナトリウムイオンのバランスをコントロールする作用がありますので、塩辛いものが好きな人は積極的にカリウムを摂取するようにしてください。
野菜や納豆などに含まれるカリウムをゆっくり摂取している時間のない人には、「野菜ジュース」の活用がおすすめです。
【シトルリン】
1930年に日本で発見されたシトルリンは、ウリ系の植物に多く含まれる浮腫み解消成分です。
シトルリンには、女性に嬉しい血行促進効果もありますので、エイジングケアやダイエットを兼ねた摂取もおすすめと言えるでしょう。
まとめ
梅雨の時期に起こりがちな「顔のむくみ」ですが、毎日の生活習慣を見直すだけでも改善効果が得られると言えそうです。
特に「首リンパ」のマッサージは健康効果も得られる方法となりますので、ぜひ毎日行うようにしてください。
