2014.6.26
1日2食ダイエット
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本来、1日にとる食事の回数とダイエットとは関係ありません。ダイエットは、1日に摂取するカロリーをどのように抑えるかが鍵になります。ただ、1日3食だけが正しい食事回数であるとは限りません。朝食を食べなければ力が出ないからという理由で無理に朝食を食べている人、朝に起きても寝覚めが悪く日中まで疲れを引きずってしまう人、デトックスに興味があって体内の毒素をしっかり排出したい人などは、1日2食を心がけるようおすすめします。また、1日2食ですと3食よりも食事機会が少なく、摂取カロリーも少なくなりますから、2食でのダイエット効果も期待されます。
朝食を抜いた場合の「1日2食ダイエット」は、1日3食に比べて内臓運動を休止する時間が増加します。慢性疲労が改善されるほか朝から機敏に動くことができる、頭がはたらく、体内の毒素が効率的に排出される、適正体重になりやすいなどの効果が期待されます。これは、食べ物の消化から排出までにかかる時間が18時間であることに関係しています。18時間が開くと、消化された老廃物が十分に排出されます。しかも、内臓運動を休めることもできるのです。しかしながら1日3食のままですと、排出する途中で次の食事が入ってきてしまい、排出を中心に使っていた内臓の力が消化に分散されます。必然的に老廃物の排出能力は低下し、便秘になるなど十分に毒素を排出することのできない不健康な状態になる可能性もあるのです。
その一方で1日2食ですと、一食を抜くために飢餓状態になる危険もあります。また、一気に太ってしまうような食べ方にも注意しなければなりません。食を細くするためにはよく噛んで時間をかけてゆっくり食べること、腹八分でおさえる意識を持つ努力も必要です。昼食は抜かないようにして、朝から昼食までの間には、500ml以上の水を飲むようにします。水分は1日で合計して、2リットルを目安としてとるようにします。