2016.4.17
2週間で7kg減!10もの効能があるおかゆダイエットの魅力とは?
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おかゆの効能を紹介した「粥有十利」とは?
おかゆダイエットは、毎日おかゆを食べているお坊さん達の食生活に着目したダイエット法です
長年おかゆを食べ続けた道元禅師の本には、「粥有十利」という言葉でおかゆのメリットや効能が掲載されています。
1、「色」 肌や体の色艶がよくなる
2、「力」 気力が増える
3、「寿」 長生きする
4、「楽」 食べすぎることがないため、体に負担がかからない
5、「詞清辯」 発する言葉が爽やかで清くなる
6、「宿食除」 食べ物の消化がよくなり、胸焼けもしない
7、「風除」 風邪をひかなくなる
8、「飢消」 空腹になりにくい
9、「渇消」 喉が渇きにくくなる
10、「大小便調適」 便通がよくなる
これだけ多くの効果のあるおかゆは、ストレスや乱れた食習慣によって、体にさまざまな悪循環が生じている現代人におすすめのダイエット法と言えそうです。
おかゆダイエットのメリット1 早食い予防ができる
ここからは、おかゆダイエットで得られるメリットを詳しく紹介していきたいと思います。
熱々のおかゆをゆっくり食べる習慣をつけると、急激な血糖上昇が抑えられた結果として、細胞内に脂肪や糖質を溜め込みにくくなります。
また東京工業大学の研究結果によると、ゆっくり食事をした方が食後のエネルギー消費量が増えるというデータもあるため、熱々のおかゆ+αというメニューにするメリットは非常に大きいと言えるのです。
急激な血糖上昇を抑える利点は生活習慣病にも大きく関係していますので、メタボリックシンドロームに悩む友人やパートナーがいる場合は、おかゆダイエットを勧めてみると良いでしょう。
おかゆダイエットのメリット2 宿便が溜まりにくくなる
消化の良いおかゆを毎日食べるようになると、悪玉菌を増やす原因となる宿便が腸内に溜まりにくくなります。
また胃腸に負担をかけないことで、血行不良やエネルギー燃焼がスムーズになるため、痩せ体質に欠かせない基礎代謝が次第にアップしていくのです。
宿便の少ない健康的な腸内には、生活習慣病やガンの原因となる活性酸素も発生しにくい特徴がありますので、おかゆダイエットは健康と痩せたボディの両方を手に入れられる方法と考えて良いでしょう。
おかゆダイエットのメリット3 1食分のカロリーが抑えられる
おかゆダイエットの最大の魅力は、摂取カロリーを減らせるということです。
100gで160kcalもの高カロリー食である白ご飯と比べて、おかゆの場合は同じ分量で30~100kcalに抑えることができます。
またおかゆは茶碗いっぱい食べても、「高いカロリーを摂取した罪悪感がない」というメリットも得られますので、低カロリーフードという意味でもおすすめ度が高い存在と言えるでしょう。
おかゆダイエットのメリット4 基礎代謝が上がる
おかゆダイエットで基礎代謝が上がる理由の中には、「温かいものを体内に入れるから」という単純なメカニズムもあるようです。
特に冷たいスポーツドリンクやアイスクリームによって多くの人が体を冷やそうとする真夏は、食事の時間に熱々のおかゆを食べることで体温の低下を防げるようになります。
また体温や基礎代謝が上がると、ウォーキングなどによる脂肪燃焼効率もアップしますので、おかゆダイエット+運動という組み合わせでもダイエット効果における好循環が生まれやすいと考えて良いでしょう。
おかゆダイエットのメリット5 美肌効果も得られる
毎日食べているおかゆによって宿便が減り、腸内で毒素や活性酸素が生じにくくなると、サラサラな血液によって肌トラブルが起こりにくくなります。
また腸内環境は免疫力の低下などとも大きく関係していますので、外的刺激に負けない強い肌を作るためにもおかゆダイエットは効果的と考えて良いでしょう。
おかゆダイエットの方法とは?
おかゆダイエットは、「普段食べている炭水化物の代わりにおかゆを摂取する」という簡単な方法です。
置き換えダイエットのように「おかゆだけを1日3回食べる」という方法もあるようですが、効率的な脂肪燃焼を促すのであれば、「おかずと一緒におかゆを食べる」のがおすすめとなります。
また仕事や外出などをしていておかゆが食べられない場合は、夕食だけをおかゆにするだけでも充分なメリットが得られますので、自分のライフスタイルに合ったトライができる点も多忙な毎日を過ごす現代人に合う理由のひとつと考えて良いでしょう。
おかゆをベースに日本食の一汁三菜のメニューを続けると、バランスの良い栄養素によってエネルギー代謝効率のよい体が出来上がっていきます。