2015.1.5
ダイエットに有効な水飴ってどんなもの
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水飴はどんなもの
水飴は、古代より甘味料として親しまれてきました。
粘り気の強い水飴は、子供のおやつの冷やしやめとして駄菓子屋で販売されているのを見たことがある人もいるでしょう。
水飴はそのまま食べる以外にお菓子の材料や焼き魚などの照りを出す時にも使われています。
砂糖に比べて、小腸で消化、吸収されることがほとんどなく、カロリーも約3分の2、体内に入った後に血糖値が急激に上昇することもないので、糖尿病患者の甘味料として用いられることも多い食品です。
水飴の作り方
水飴は、じゃがいも、トウモロコシ、お米などに含まれるデンプンを元に作られています。
ご飯を口の中でかみ続けるとだんだん甘さを感じるようになります。
これは、唾液中の消化酵素アミラーゼの働きによるもので、水飴もこの原理を利用して作られます。
デンプンは、ブドウ糖の分子がが集まって連鎖状になることで作られていますがそのままでは甘みはありません。
そこで酵素の一種アミラーゼを使い、デンプンを作っているブドウ糖を小さな分子に分けて甘みを出しています。
水飴とダイエット
水飴は多糖類の仲間で、体内に入るとゆっくりと吸収されるため血糖値が急激に上がりにくく、小腸で吸収されにくいためカロリーが低い特徴を持っています。
砂糖のような糖類は、体内での吸収スピードが速くカロリーも高い上に、血糖値が急激に上がり、そして急に下がることから、イライラなどの症状が出やすく、その症状を抑えるためにまた同じ砂糖が使われている飴などを食べてしまうので太りやすくなります。
水飴を甘み成分の調味料として使えば、タンパク質、リン、鉄分、カリウム、ビタミン類も一緒にとることが出来ますし、糖分の取りすぎも防いでくれるのでダイエット効果が期待出来ます。
おわりに
いかがでしたか。
ダイエット中でも、甘いものが食べたくなれば、このように消化・吸収されにくい水飴を料理に取り入れると摂取カロリーが抑えられそうですね。