2016.3.22
ほうれい線を目立たせる勘違いメイクとは?
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そのメイク、ほうれい線を目立たせていませんか?
加齢とともに生じやすくなるほうれい線は、数あるシワの中でも対策が難しい存在と言われています。
そんなほうれい線を隠そうと必死になってNGメイクを施してしまうと、「ほうれい線が更に目立つ状態になる」のをご存知でしょうか?
今回は多くのアラサー、アラフォーの皆さんが勘違いしている「ほうれい線を目立たせるNGメイク」と、ほうれい線を目立たなくするためにできることをご紹介していきます。
ファンデーションの厚塗り
ほうれい線がある人は、絶対にファンデーションの厚塗りをしてはいけません。
特にほうれい線の周囲にたくさんのファンデーションを塗布してしまうと、溝に溜まった化粧成分が変色して、更にシワを深めることも考えられます。
また深いほうれい線の場合は、メイクアイテムで隠すことは難しいと考えた方が良いため、今現在厚塗りベースメイクをしている場合は薄塗りにシフトした方が良いと言えるでしょう。
あまりにもカバー力の高いファンデーションを使うとほうれい線を境にヒビが生じることもありますので、シワやほうれい線が気になり始めたらナチュラルメイクにシフトした方が無理のない仕上がりになるとも言われています。
下地の塗り方が適当である
シワやほうれい線が気になり始めたら、下地クリームの塗り方も丁寧に行うべきです。
下地クリームの塗り方にムラがあると、ファンデーション同様に溝に溜まった下地がほうれい線を更に目立たせることになります。
またどんどん悪化するシワやほうれい線にブレーキをかけるためには、紫外線対策のできる下地クリームの使用が必要不可欠となりますので、肌を滑らかにするという役割以外の角度からクリーム選びをすべきと言えそうです。
ファンデーションが密着するように丁寧に下地クリームを伸ばせるようになると、シワやほうれい線の部分で生じるメイクのヨレも目立ちにくくなります。
コンシーラーの塗り方・選び方が間違っている
ほうれい線対策としてコンシーラーを活用する際には、「柔らかいテクスチャーで明るいものを、丁寧に叩き込むこと」が基本となります。
固めのテクスチャーのものを使ってしまうと、ほうれい線の溝にコンシーラーが綺麗に入り込まなくなるため、注意が必要です。
またコンシーラーの重ねすぎは、ファンデーションや下地クリームの塗り過ぎと同様の状態に繋がりますので、少量を叩き込むことを心掛けるようにしてください。
コンシーラーを使ったシミやくすみ、ほくろ消しなどを行う際には、ほうれい線対策用とは異なるカラーを用意した方が良いかもしれません。
パウダーの量が多すぎる
シワやほうれい線の多い人がたくさんのパウダーを使ってしまうと、メイクのひび割れが生じやすくなります。
ふわっとしたメイクにするためにはパウダーの活用もおすすめとなりますが、最後に必ず「余分な粉を落とす」という習慣を付けるようにすると良いでしょう。
シワ部分のひび割れが過度に出る場合は、額や鼻などのテカリが気になる部分だけに留めてみても良さそうです。
ほうれい線を薄くするには保湿を中心としたケアも重要
ファンデーションを使ったメイクを綺麗に仕上げるためには、毎日の保湿ケアをしっかり行う必要があります。
朝晩きちんと化粧水を使って肌に潤いを与えている人は、ファンデーションや下地クリームを塗った時にひび割れやヨレといったメイクトラブルが起こりにくい傾向があります。
また綺麗に保湿されている肌は、シワやほうれい線の原因となるコラーゲン不足にブレーキがかかりますので、エイジングケア化粧品を使うだけで高い効果が期待できるようになるのです。
これに対して全く保湿をしていない人がファンデーションを塗ると、化粧品の成分が刺激となり、更に乾燥やコラーゲン不足が酷くなることも想定できます。
毎日きちんと保湿を行っている肌は、見た目年齢も若々しくなりますので、ほうれい線によって生じた老け顔を改善するためにもセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンを使ったデイリーケアに励んでみてください。
生活習慣を変えるとほうれい線が目立たなくなる!
「どんなに丁寧にメイクをしても、ほうれい線が目立ってしまう!」という状態に陥っている人には、エステを活用したスペシャルケアや生活習慣の改善がおすすめです。
長時間スマホや猫背をやめて姿勢の良い状態をキープできるようになると、顔の皮膚への負担が少なくなることで頬のたるみやほうれい線が改善します。
また睡眠不足や過度なダイエットを続けていると、ターンオーバーの乱れによってシワやほうれい線が生じやすくなりますので、日々のメイクののりを生活習慣の改善のバロメーターと捉えて自己分析してみると良いでしょう。
若々しい笑顔をキープするためにも、メイク法の改善と併せてほうれい線対策を講じてみてください。