2016.4.5
下半身ダイエットには「後ろ歩き」や「蹴り出し歩き」で太もも刺激がおすすめ!
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太ももにアプローチする健康法が増えている!
太ももの筋肉を鍛える健康法やエクササイズを実践すると、血行不良改善によってさまざまな健康効果が得られるようになります。
特に近年では太ももを鍛えるメリットを研究する専門家も増えているため、エビデンスがしっかりしたダイエット法を求める人にもおすすめの方法と言えるでしょう。
今回は話題の後ろ歩きによって太もも周辺を刺激する利点を含めて、ダイエッターにおすすめの情報を解説していきます。
太ももが第二の心臓と呼ばれる理由とは?
太ももが「第二の心臓」と呼ばれるのは、心臓が新鮮な酸素を含んだ新しい血液を押し出すポンプであるのに対して、太ももは二酸化炭素を含んだ負くるなった血液を心臓に戻す役割を担っているという理由によるものです。
このメカニズムから考えても、普段からウォーキングなどの軽い運動をしている人は、下半身に滞りがちな古い血液もスムーズに心臓へと戻っていくため、結果として常に新鮮な血が体中を巡っているのです。
これに対して全く運動やマッサージをせず、太ももというポンプの使用頻度が低い人の場合は、下半身太りやむくみという形で足周辺に二酸化炭素の多い血液が溜まりやすくなってしまうと考えて良いでしょう。
第二の心臓を効率よく動かすためにも、太もも周辺の筋肉に意識を向けて毎日のウォーキングや筋トレを行うことが体の中から健康にするための秘策と言えそうです。
下半身と認知機能の関係も注目されている!
太ももを刺激することによって得られる健康効果に着目した専門家の中には、第二の心臓である大腿筋と脳、認知機能に関する研究を行っている人も存在します。
心臓に負担をかけなくてもできるウォーキング程度の運動を行った場合は、海馬が刺激されることで認知力がアップします。
これに対して中程度の心拍数となる競歩を行った時には、前頭葉が刺激されることで判断力や集中力が高まるのです。
この研究結果で出てきた意外な結果は、心拍数が極度に高まるマラソンなどを行うと、ランナーズハイとも言える覚醒状態やストレスを感じることもあるということでした。
運動を仕事や勉強の集中力アップに繋げるためには、「心臓に負担をかけない適度な有酸素運動」が良いと断言できますので、毎日の生活の中で上手に第二の心臓を動かしてみてください。
後ろ歩きで太ももが効率よく刺激される!
普通に歩いているだけではなかなか刺激されない太ももは、後ろ歩きを行うことで効率よく動かせます。
後ろ歩きエクササイズは自宅の廊下や部屋の中でもできますので、1日30歩を目安に初めてみると良いでしょう。
この運動を行う際には、「背筋をきちんと伸ばす」とか「膝を高く上げる」、「脚を大きく動かす」といったポイントを心がけるようにしてください。
後ろ歩きエクササイズを毎日続けてると普段眠っている大腿筋が活性化することで、普通にウォーキングをしているよりも高い健康効果が得られるようになります。
どのぐらい後ろ歩きをすると効果が出るの?
後ろ歩きの方法に慣れてきたら、「1回100~200歩、週3日以上」を目標にしばらく継続してみてください。
専門家による研究報告では、2~3週間の継続で太ももの筋肉が良い形で鍛えられると言われています。
またこのエクササイズを続けていると、O脚やX脚が改善されますので、ミニスカートやショートパンツの似合う美しい脚を目指す人にもおすすめの運動と言えるでしょう。
さまざまなパーツの痛みに悩まされる高齢者の中には、後ろ歩きを行うことで腰痛や膝痛が改善したという声も存在しています。
蹴り出し歩きで糖尿病予防効果も!
太ももや下半身の筋肉強化には、つま先を使って強く地面を蹴りだす「蹴り出し歩き」がおすすめです。
30分のウォーキングのうち10分を蹴り出し歩きにすることで、糖尿病予防効果が得られます。
またこの方法には運動強度が高まるというメリットもありますので、「ランニングやマラソンは難しい、でもウォーキングは少し退屈」と感じている皆さんにも適したエクササイズと言えそうです。
ウォーキングが難しい人にはマッサージもおすすめ!
後ろ歩きや蹴り出し歩きといった運動が難しい場合は、マッサージやヨガ、ストレッチという自宅でできるエクササイズもおすすめです。
特に太ももの付け根の部分には血液や老廃物が溜まりやすくなっていますので、バスタイムのマッサージを通して滞りの改善をしてあげると良いでしょう。
マッサージやヨガの方法がわからない場合は、動画サイトのYouTubeなどを活用してみてください。