2014.6.26

下半身太りは目の疲れが原因

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足を触る若い女性

事務職の方はどうしても、1日中パソコンの前に座っていることが多くなります。そして長い間にわたって画面を見ていると、どうしても目が疲れてきます。その疲れ目は、下半身太りを引き起こす原因のひとつにもなっているのです。

自律神経は目で見る視覚に集まっています。自律神経は遠くを見るときに主に交感神経が働き、近くを見るときに重に副交感神経が働きます。通常はうまくコントロールされているのですが、パソコンを見るときはそのコントロールがうまくいきません。パソコンは近くを見るわけですから副交感神経を主に働かせたいのですが、パソコンは交感神経が主に働きます。近くなのに遠くを見る交感神経が働くことで、脳は混乱してしまい、疲れてしまいます。その混乱は筋肉にも影響を与えてしまい、交感神経と副交感神経から開閉している骨盤にも影響が出ます。骨盤が歪んでしまうのです。骨盤の歪みは血行を悪くしてしまいますし、新陳代謝も良くなくなります。すると、下半身の脂肪やセルライトが排出されずに残り、下半身太りの原因を作ってしまうのです。

仕事の中でパソコンを使わないわけにはいきません。しかし目が疲れたままにほうっておくわけにもいきません。パソコン作業はあまり長く続けず、こまめに休憩をとって目を休ませてあげてください。簡単な目の体操がありますから、休憩するときにやってみてください。まずは20mぐらい離れた遠くを見ます。それから、目をぎゅっと強く閉じるようにして、しっかり20回まばたきを繰り返してください。それだけで疲れた目はだいぶスッキリしますよ。これだけの体操ならばどこにいてもできます。目は脳の中の情報源で最も大切とされているものです。目から得る情報源を脳は最優先で使っています。最優先にされているだけに一番疲れやすい部分ですが、目をいたわることが下半身太りを防ぐことにつながります。パソコン作業をする方は、休憩と目の体操を忘れずに。

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